● 大阪・生野区のアクロバットスタジオ 個人レッスン主体・同伴3名まで可

体操系アクロバットの技

前転
Forward Roll

体をボールのように丸めて、前へ1回転する技です。マット運動の最初に覚える基本で、開脚前転・倒立前転や、着地の受け身の土台になります。

STEP1・基礎 回転 360°接転技群

3Dで見る前転

視点を自由に回し、一時停止やスライダーで各局面を確認できます。

この3D図解は、実際の前転の動画から測った角度と時間配分(手を着く位置、蹴り終わりの腰の曲がり、足が離れてから頭が着くまで手で支える間など)をもとに、局面ごとの姿勢(胴の回り・背中の丸め・首と手足の関節の角)を人の関節が動く範囲の中でなめらかにつないだ動きです。骨の長さは一定にしています。手を着いてから足が離れるまでは、膝を伸ばして床を蹴りながら頭が下りるように体の位置と傾きを計算し、足が離れてからは手で支えて脚を振り上げ、後頭部が着くまで胴を回します。足が離れてからは、関節の動きはそのままに、体全体の回り方を「床に着いている所のまわりで重力が回す力」から計算しています(背中はすべらずに転がり、床を押す力が足りなくなる動きはしない)。転がる間は、背中の一番低い所が床に着いたまま、すべらずに転がるように体の位置を決めています。実際のフォームは指導者や目的によって異なります。

前転とは

前転は、しゃがんだ姿勢から両手を床に着き、後頭部→首の後ろ→背中→腰→お尻の順に床に着きながら前へ転がって、足裏で立ち上がる技です。途中、上背に乗って腰が肩の真上に来て、脚が天井へまっすぐ伸びきる瞬間があり、一瞬だけ背倒立の形を通ります。体操では接転技群(体を床に接したまま転がる技)の基本になります。

うまく転がるポイントは、「顎を引いて背中を丸める」ことと「後頭部から着く」ことです。頭のてっぺんを着くと首に体重がかかって危なく、背中が伸びていると転がらずに背中から落ちてしまいます。立ち上がるときは、かかとをお尻に引き寄せ、腕を前へ伸ばして重心を足の上へ乗せます。

3D図解は、立った姿勢からしゃがんで前転し、腕を前へ伸ばして立つまでの形で作ってあります。視点を「左から」「右から」にすると、背中が床に着く順番がよくわかります。

動きの流れ

  1. 構えまっすぐ立ち、腕を前へ伸ばす。
  2. しゃがむ膝を深く曲げてしゃがみながら、腕を前へ伸ばす。目線は手を着く先の床。
  3. 手を着く体を前へ倒しながら、両手を肩幅に開いて、つま先から1 mほど前の床に着く。指先は前へ。
  4. 床を蹴る手で支えたまま膝を伸ばして床を蹴り、お尻を高く持ち上げる。最後は足首を伸ばしてつま先で押し切り、脚が伸びきった所(腰の曲がりは90°くらい)で足が床を離れる。
  5. 脚を振り上げる蹴った勢いで脚を後ろから振り上げながら、肘を曲げて頭を両手の少し前へ下ろす。顎を引いて、後頭部から床に着く。
  6. 背倒立を通る止まらずに首の後ろから上背へ転がり、肩と上背を床に着ける。一瞬、腰が肩の上に乗り、脚が天井へまっすぐ伸びきる(背倒立の形)。手は肩が手に近づいたら持ち上げる。
  7. 背中→お尻背中→腰→お尻の順に床に着いて、丸くなって転がる。かかとをお尻へ引き寄せる。
  8. 足裏で着く・立つお尻の近くに足裏で着き、転がってきた勢いのまま腕を前へ伸ばして重心を足の上へ運び、素早く立ち上がる(ゆっくりだと前へつっこむ)。手は床に着かない。

練習の段階

上から順に、前の段階が安定してから次へ進みます。

  1. ゆりかご体育座りで膝を抱え、背中を丸めて前後に転がる。後頭部→背中→お尻の順に床に着く感覚と、顎を引く癖をつける。
  2. ゆりかごから立つゆりかごで前へ転がる勢いを使い、かかとをお尻に引き寄せて足裏で立ち上がる。手は前へ伸ばす。
  3. 坂道で前転マットの下に踏み切り板などを入れて坂をつくり、下り坂の方向へ前転する。勢いがつくので回りやすい。
  4. 平らな床で前転しゃがんだ姿勢から、手を着いて腰を上げ、後頭部から転がる。足で床をしっかり押す。
  5. 立った姿勢から・手を使わずに立つ立った姿勢から始め、転がり終わりに手を床に着かずに立ち上がる。まっすぐ前へ転がれるようにする。

よくある失敗と直し方

  • 頭のてっぺんを着く首に体重がかかって危ない。お尻を頭の上まで高く上げ、顎を軽く引くと、首を強く曲げなくても後頭部から着く。
  • 背中が伸びて「ドスン」と落ちる背中を丸めないと転がらず、背中から落ちる。膝を胸に近づけ、ボールのように丸くなる。
  • 手を着いて立ち上がる転がる勢いが足りないか、足がお尻から遠い。足で床を強く押し、かかとをお尻に引き寄せて、腕を前へ伸ばして立つ。
  • 斜めに転がる両手の幅や力の入れ方が左右で違うと、斜めに転がる。両手を肩幅にそろえ、顎を引いてまっすぐおへそを見る。
くらと先生

トリッキングはACST-BJでも習えます

トリッキングが得意分野のくらと先生が在籍しています。レッスンは個人指導が基本なので、自分のレベルに合った技から、クッション性のある専用スタジオで安全に練習できます。実際の動きを見ながら、踏み切りや回転のクセを一緒に確認していけます。

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アクロバット技には怪我のリスクがあります。宙返りや多回転の技は、指導者のいる環境やマットのある場所で練習してください。

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